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2020年6月17日 (水)

拾葉百首ー春下

<017 宇多天皇>

 春風の吹かぬ日にだにあらませば心のどかに花は見てまし

<018 花山院>

 足引きの山に入り日の時しもぞ数多の花は照り勝りける

019 藤原忠通>

 咲きしより散り果つるまで見しほどに花の下にて二十日経にけり

<020 九条道家>

 分け来つる深き心の色を見よ春は吉野の花染めの袖

<021 徳川家康>

 待ちかぬる花も色香をあらはして咲くや吉野の春雨の音

<022 藤原忠良>

 み吉野の霞のうちに雪散りて行く末遠き花の奥かな

023 飛鳥井雅経>

 なれなれて見しは名残の花ぞともなど白河の花の下影

<024 毛利元就>

 友を得てなほぞ嬉しき桜花昨日に変わる今日の色香は

025 坂上是則>

 水底に鎮める花の影見れば春は深くもなりにけるかな

<026 後二条天皇>

 人来ずば誘ふ風だに音絶へて心と庭に散る桜かな

<027 高市皇子>

 山吹の咲き添よいたる山清水汲みに行かめど道の知らなく

<028 京極為子

 咲き出づる八重山吹の色濡れて桜なみ寄る春雨の庭

<029 西園寺実兼>

 咲きみてる花の香りの夕づく日霞みて沈む春の遠山

<030 後伏見院>

 春暮れし昨日も同じ浅緑今日や変はるる夏山の色

「春ー下」14首。さすがにメインは桜である。徳川さんや毛利さんの詠みぶりも見事で、違和感なく収まる。巻頭と巻軸に御製を配置して万全の体制だ。咲き始めから散り際まで順を追って収載した。そして山吹に代わりやがて暮れて行く春である。

 

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