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2020年6月 4日 (木)

不要不急インデックス

ブログ「ブラームスの辞書」では、還暦企画「令和百人一首」の中で、15名の歌人について作曲家になぞらえた。音楽ネタからの長大な逸脱に対する後ろめたさを緩和する試みだった。以下の通りである。歌人名と生年の後に、あてはめる作曲家名を付した。

  1. 大伴家持   662 バッハ
  2. 紀貫之      718 モーツアルト
  3. 源俊頼     1055 ハイドン
  4. 藤原俊成  1114 ベートーヴェン
  5. 西行        1118 シューベルト
  6. 藤原家隆   1158 ショパン
  7. 藤原定家  1162 ワーグナー
  8. 九条良経  1169 メンデルスゾーン
  9. 後鳥羽院  1180 シューマン
  10. 源実朝     1192 ブラームス
  11. 藤原為家  1198 チャイコフスキー
  12. 後嵯峨院  1220 ドヴォルザーク
  13. 京極為兼  1254 ドビュッシー
  14. 伏見院     1265 マーラー
  15. 足利義政  1436 シェーンベルク

新古今期の大歌人4名、上記で言う6から9をロマン派にあてることがポイントだ。ロマン派を準備したベートーヴェンとシューベルトを俊成と西行にあててピタリとはまる。バッハの家持、モーツアルトの貫之はすんなりだ。作曲家を生年順に並べた場合に比べハイドンとモーツアルト以外は順序として自然だ。ロマン派の4名家隆、定家、良経、後鳥羽院を誰にあてるかにも注意を払った。雰囲気だけでもない。新古今にタッチの差で間に合わなかった実朝はブラームスにピタりだ。ほんのり万葉志向も趣を添えてやまない。難を言えば、慈円、寂蓮が漏れていることだ。僧籍だからといって、彼らにリストやブルックナーを充てるほど無神経ではない。慈円と寂蓮に失礼だ。

「どうでもいい不要不急のお遊びこそ真剣に」がモットーである。

 

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