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2020年6月15日 (月)

拾葉百首ー春上

<001 後宇多院>

 如月やなほ風寒き袖の上に雪交ぜに降る梅の初花

002 菅原道真>

 東風吹かば匂ひ起こせよ梅の花主無しとて春を忘るな

003 紀友則>

 君ならで誰にか見せむ梅の花色をも香をも知る人ぞ知る

<004 信生>

 うれしさも匂ひも袖に余りけり我がため折れる梅の初花

<005 足利尊氏>

 軒の梅は手枕近く匂ふなり窓の隙もる夜半の嵐に

<006 建礼門院右京大夫

 物思へば心の春も知らぬ身に何鶯の告げに来つらむ

<007 後光厳院> 

 なほ冴ゆる雪けの空の浅緑分かでもやがて霞む春かな

<008 九条兼実>

 霞敷く春の潮路を見渡せば緑を分くる沖つ白波

<009 藤原教長>

 若菜摘む袖とぞ見ゆる春日野の飛ぶ火の野辺の雪のむら消え

010 藤原基俊>

 春山の佐紀野の煤黒かきわけ摘める若菜に沫雪ぞ降る

「春ー上」の部10首。この度の「拾葉百首」は春夏秋冬の部立てに雑を加えてある。雑を別にすれば季節の廻りを順にトレースできるという構成を採用している。だからまずは梅からだ。そしてやはり先頭には御製を置く。002の菅原さんは、やはりこれでないと落ち着かぬ。006までは梅である。007と008が霞、009と010が若菜だ。010の「煤黒」は「すぐろ」と読む。野焼きと関係する用語だ。

歌人名を赤文字にしたのは女性。番号を青くしたのは「小倉百人一首」収載歌人である。

 

 

 

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