落選供養
私撰百人一首の選定にあたり、採用の可否判断そのものが大きな楽しみだった。この際、無念の思いで選定を見送った歌人を整理し列挙しておく。まずは「小倉百人一首」収載の男性歌人の落選組から。
- 凡河内躬恒 「心あてに」
- 小野篁 「人には告げよ」
- 菅原道真 「神のまにまに」
- 素性 「今来むと」
- 遍照 「をとめの姿」
- 俊恵 「よもすがら」
- 紀友則 「しづ心無く」
- 飛鳥井雅経 「衣打つなり」
- 西園寺公経 「花誘ふ」
- 曽根好忠 「由良の戸」
- 藤原清輔 「ながらへば」
- 藤原顕輔 「漏れ出づる」
こうして眺めているだけで溜息が出る。残念だ。次はその他の男性歌人。
- 源頼朝
- 信生
- 足利尊氏
- 花山院
- 土御門院
- 上杉謙信
- 武田信玄
- 徳川家康
- 毛利元就
- 武田勝頼
- 明智光秀
- 石田三成
- 平経盛
武士たちは、心を鬼にして退席願った。有名人ばかりだ。
最後に女性。
- 小野小町
- 清少納言
- 相模
- 二条院讃岐
- 俊成女
- 建礼門院右京大夫
- 平時子
- 美福門院加賀
- 平徳子
- 平時子
この場を借りて供養させていただくこととする。合掌。
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