さて腹が減ったころだ。長男がかねて用意のランチを持ってきた。
ザウアークラウトとソーセージのサンドイッチだ。パンはライ麦のあくまでもドイツ風。「東京千駄木の鴎外先生の旧居跡にあるカフェの名物です」という説明の終わる前にもうかぶりついたブラームスさんだ。鴎外先生は「千駄木?」と懐かしそうだ。「はい。私は小倉のお宅にも、ミュンヘンの下宿にもお邪魔したことがあります」というと、「そりゃ熱心な」と。
さっき帰っていった。
「今年は音楽の話にならなかったな」「でも満足だ」「いただいた歌集からいくつかに曲が付けられるかもしれない」「できたらリモートで送るから」とはしゃぐブラームスさんだった。
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