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2020年8月 8日 (土)

母と百人一首

小学4年だった私に小倉百人一首の手ほどきをした両親だった。母は85歳になった今もほぼほぼ百首そらんじている。初句を言われれば下の句まで言えるというレベル。作者との紐づけには無関心だ。母の得意札は下記。

  1. ちはやぶる神代も聞かず竜田川韓紅に水くくるとは 業平
  2. 天津風雲の通ひ路吹き閉じよをとめの姿しばしとどめむ 遍照
  3. 春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山 持統天皇

ちなみに亡き父の得意札は。

  1. 村雨の露もまだ干ぬ真木の葉に霧立ち上る秋の夕暮 寂蓮
  2. 百敷や古き軒端に偲ぶにもなほあまりある昔なりけり 順徳院
  3. おほけなく憂き世の民におほふかな我が立つ杣に墨染の袖 慈円

で、私は以下。

  1. 世の中は常にもがもな渚漕ぐ海人の小舟の綱手かなしも 実朝
  2. 久方の光のどけき春の日にしづ心無く花の散るらむ 友則
  3. わだのはら八十島かけて漕ぎ出でぬと人には告げよ海人の釣舟 篁

こうしてみると私は父に似たかもしれない。

大問題が一つ、私の得意札「鎌倉右大臣」つまり実朝なのだが母はこれが嫌いだった。「常にもがもな」でつかえてしまうからだ。

小学校4年でもう両親には負けなくなったが、盛り上がるのは私が読み人になって両親の勝負のときだ。夏休みに汗をふきふきやったもんだ。アナログといえばアナログだが本当に楽しかった。

おかげでこんな大人になった。今、小倉百人一首をそらんじていることのありがたみを痛感している。

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