ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタハ短調BWV1017の第4楽章に私が付けた愛称。

命名の由来は上記の赤丸で囲んだ部分。同楽章で最初にヴァイオリンが現れてすぐのところ。周囲より明らかに低いところで「ドンドン」と打ち鳴らされる大太鼓のよう。
直後には、このソナタを象徴する10度跳躍があるので一層際立つ。
この部分の弾き方には、演奏者の個性が宿っていることが多い。ラレードやツィメルマンなどテンポの速い系の人たちは、大太鼓とまでは言えぬが、グリミョーやシェリング、あるいはスークなどじっくり系の人は「ドンドン」よりも「ズンズン」という感じがする。
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