ザクセン選帝侯領
バロック時代のヴァイオリン音楽の発展をイタリアとともにドイツが支えていたと書いた。ここでいうドイツの中で特筆すべき位置にあったのが、ザクセン選帝侯領の都ドレスデンだ。美術音楽両面でイタリアと密接につながってた。
フリードリヒ大王の即位は1740年のことであり、バッハの没するたった10年前のことである。だからバロック時代の発展に寄与とまではいいにくい。そこでドレスデンなのだ。後世ドイツ帝国はプロイセンを母体に生まれた。その際プロイセン、バイエルンに次ぐ3番目の勢力だったのが、ザクセン選帝侯領の後継ザクセン王国だった。
ドイツバロック関係の情報を収集しているとドレスデンはやけにひっかかる。
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