奇跡の組分け
一昨日の記事「リーガとウニオン」で、ドイツ語圏の作曲家について出身地をキーにプロテスタントとカトリックに無理やり分類した。乱暴は承知の上のお遊びだと申しあげたとおりだ。
<ウニオン>プロテスタント同盟
- シャイデマン
- シュッツ
- ブクステフーデ
- エルレバッハ
- テレマン
- バッハ
- ヘンデル
- パッヘルベル
- シューマン
- メンデルスゾーン
- ブラームス
<リーガ>カトリック同盟
- シュメルツァー
- ビーバー
- ハイドン
- モーツアルト
- ベートーヴェン
- ウェーバー
- シューベルト
- ワーグナー
- ブルックナー
- リヒャルト・シュトラウス
- マーラー
お遊びと割り切ってやったのだが、結果を見て凍り付いた。お気づきの諸賢は多いと思われるが、このメンツなら私はウニオンのサポーターになる。圧倒的にウニオン支持だ。もちろん私はキリスト教を信仰しているわけではなく、宗教についての知識はなきに等しいが、この棲み分けは出来過ぎている。
私の作曲家の好みは極端にプロテスタント側に偏っている。
私の好みが、これほどきれいにシンクロするとなると単なる偶然とは思えない。三十年戦争で確定したキリスト教新旧の枠組みが、人々の精神の内面に入り込み、作曲家の脳内にまで侵入した結果としての作品が、そうなっているからとしか思えない。
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