BWV1029トリオソナタ版
BWV1029は、ヴィオラダガンバのためのソナタト短調だ。オリジナルの編成以外にもチェロやヴィオラで演奏されることがある。
このほど興味深いCDを発見した。ヴァイオリンとガンバと通奏低音だ。平たくいうとガンバソナタのトリオソナタ版ということになる。ヴィオラやチェロにはたくさんのCDがあるけれど、これは貴重だ。Carla Marottaという女流ヴァイオリニストで、もちろんバロックヴァイオリンだ。通奏低音を受け持つのはチェンバロとファゴット。
何よりもブクステーフーデのトリオソナタとチェンバロ組曲の余白に収められているので、バッハの売り場ではなく、ブクステフーデの棚にあった。ブクステフーデのCDを探していて発見したということだ。有難み三割増しだ。
よい。本当に癒される。オリジナルのトリオソナタかというくらいなじむ。
ト長調BWV1027とニ長調BWV1028もききたい。
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