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2020年11月10日 (火)

オクターブの上下動

ガンバソナタの演奏で最も気に入っているのは、ヴィオラによる演奏だ。CDの発売状況で申せばチェロ盤が優勢で、お店によっては売り場に「チェロソナタ」と表示されていることがある。我が家のコレクションでもチェロ盤が多いのだが、ヴィオラ盤のコレクションは下記の通りである。

  1. 1971 今井信子
  2. 1991  Kim Kashkashian
  3. 1996  Josef Suk
  4. 1996  今井信子
  5. 1999 川本嘉子
  6. 2010 清水直子
  7. 2015 Helen Callus

2010年の清水直子盤は貴重なピアノ伴奏なのだが惜しいことに3番のみにとどまる。

例によって本日は、2番の第2楽章について残る6種を聴き比べる。もはや衰退してしまったガンバに代わってヴィオラを選択する需要は古来あったと見えてハ音記号で記譜された楽譜が出回っている。我が家にあるのはベーレンラーター版だ。疑問形で終わる第1楽章を受ける形で走り出す軽快な第2楽章は、ヴィオラ解放弦の「D」から立ち上がる。

ところが、上記6種のうち、スーク盤とカルス盤の2種はオクターブ上のA線上の「D」から弾きはじめている。元々ガンバ用だった作品をヴィオラ用に転写するだけの話だからオクターブの上下には深いこだわりはないのかもと想像するが、このような上下動が起きているのはこの楽章だけだ。

私の好みで申せばベーレンライターの記譜通り「D線の解放弦」から立ち上げたほうがいい。オクターブ上で始めるとなんだか窮屈な印象だ。

カッチェンと組んだブラームスのヴァイオリンソナタを筆頭にシャコンヌでも大満足のスークさんなのだが、この楽章をオクターブ高いところから弾いているのはご乱心とも映る。

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