グールドボックス
在宅勤務の定着は、通勤時間の消滅を意味し、CD鑑賞時間の劇的な増加をもたらした。その広大な余白にケロリとグールドが滑り込んできた。グレン・グールドはカナダのピアニスト。1932年のお生まれで1982年に急死した。私がクラシックに覚めた頃、既に全盛期を謳歌していたと申していい。ブラームスのCDもある。がしかし、何といってもその本領はバッハであると当時からうすうす気づいていた。
在宅勤務のつれづれに聴き込むうちに家中のグールドのCDをファイル1冊に集めたくなった。CDを各々のケースから抜き出して48枚収納のファイルに一括して保管する。出し入れは簡単になり、収納スペースも節約できるが、一方でトラックの明細を知るためブックレットを参照する手間が増える。これを防ぐため、トラックの明細を手作りして20ポケットのクリアファイルに収めた。
まずは、CDの収納から。
こんな感じ。テープライターで通し番号とタイトルを印字して貼り付ける。
で、収納一覧は以下。
最初のページは2枚収納で、以降は見開き4枚になることを意識して順番を決めた。このほかにもCDがあるにはあるけれど、収納は1枚のCDが一人の作曲家だけでおさまっているものに限った。左から2行目の作曲家欄の節約のためだ。
次はトラックの明細。
こんな感じ。「27」「28」「29」は前の写真の左端の数字に一致する。各々のCDに収納されるトラックを示している。頭出しが容易になるし、今鳴っているトラックNoから曲名がわかる。
いやいやホレボレだ。在宅勤務の傍らに、あるいはドライブのお供に最適である。
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