Sleeper's Awake当たり年
「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」というカンタータは、三位一体第27の主日に演奏されるのだが、復活祭が3月26日以前の年にしか存在しないと述べた。復活祭が3月26日以前になることがどれほど珍しいのか実感するために、「復活祭が3月26日以前だった年」を1650年にさかのぼって調べた。
- 1663
- 1674 11年ぶり
- 1690 16年ぶり
- 1693 3年ぶり
- 1704 11年ぶり
- 1731 27年ぶり
- 1742 11年ぶり
- 1758 16年ぶり
- 1761 3年ぶり
- 1769 8年ぶり
- 1780 11年ぶり
- 1788 8年ぶり
- 1799 11年ぶり
- 1815 16年ぶり
- 1818 3年ぶり
- 1826 8年ぶり
- 1837 11年ぶり
- 1845 8年ぶり
- 1856 11年ぶり
- 1883 27年ぶり
- 1894 11年ぶり
- 1913 19年ぶり
- 1940 27年ぶり
- 1951 11年ぶり
- 1967 16年ぶり
- 1978 11年ぶり
- 1989 11年ぶり
- 2008 19年ぶり
未来についても調べた。
- 2035 27年ぶり
- 2046 11年ぶり
- 2062 16年ぶり
- 2073 11年ぶり
- 2084 11年ぶり
- 2103 19年ぶり
- 2119 16年ぶり
出方はやはりランダムかとも思うが、奇妙なこともある。ランダムにしては「11年ぶり」が多いような気がする。バッハの「BWV140」の初演は赤文字にしておいた1731年である。
2年連続は1度もない。間隔でいえば3年、8年、11年、16年、19年、27年に限られるのは興味深い。現在は次の2035年までの「27年ぶり」の中にいる。つ、つ、つまりブログ「ブラームスの辞書」のゴール2033年5月7日のブラームス生誕200年までの間に一度も出会わぬということだ。さらに「ブラームスの辞書」の開設まで遡っても2008年が一度きりだ。
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