バッハいろはガルタ
バロック特集を象徴するおバカな正月企画をお届けする。いつもの通り下記のルールにのっとって作成した。
- 原則として五七五の俳句調とする。
- 「バッハ」という言葉を使ってはならない。
- 清音に加えて、濁音、半濁音も対象にした。
- 「を」「ん」「ぢ」「づ」「ゐ」「ゑ」を除いた。
- 「ヴ」は何故か平仮名で打てないのであしからず。
- い イギリスの舞曲集めたわけじゃない
- ろ 6曲がいつも単位になっている
- は ハミングもカウントされてトリオかな
- ば バロックの時代を俺が終わらせる
- ぱ パロディをまるで悪いと思わない
- に 24すべての調が使えてる
- ほ ホ短調シャープ1個は十字架か
- ぼ 暴食に近いディナーのお献立
- ぽ ポロネーズ地味に初めてまぜてみた
- へ ヘンデルについには会えぬままだった
- ベ ベルリンのカールフィリップエマニュエル
- ペ ペニレーン2番を地味にパクってる
- と ト長調主役が抜ける3楽章
- ど ドッペルは実は2番が難しい
- ち 父親はパッヘルベルのお友達
- り リューベック働くならば嫁にとれ
- ぬ 抜け目ない就活用のコンチェルト
- る ルカ受難曲を偽作と見抜いてる
- わ 忘れられマタイでやっと思い出す
- か 棺桶に片足入れたアリオーソ
- が ガンバにも出番作ったコンチェルト
- よ 4か月休暇伸ばして叱られた
- た 大切な遺品の楽譜切り売りし
- だ 題材にちょっとレストロアルモニコ
- れ 例のない実はチェンバロコンチェルト
- そ 即興で弾けてなんぼのクラヴィーア
- ぞ ぞっこんの妻に音楽帖残し
- つ つれづれに我家持にこじつける
- ね 眠れない人を助けるアリアかな
- な 夏の夜にケストリッツァー飲んだかも
- ら ライプチヒ実は二番手以下だった
- む 無伴奏特に不自由していない
- う 歌えいざクォドリベット唱和せよ
- ヴ ヴィオラ好きじゃないかと思うBdur
- の 野放しの偽作はいつもされる側
- お 温泉に行ったら妻と死に別れ
- く クララにも左手だけじゃ難しい
- ぐ グールドの唸り声ならマネできる
- や やってみたバッハのカルタ出来上がり
- ま マタイ聴くそれほど長し在宅の午後
- け ケーテンの時代は器楽曲ばかり
- げ G線で弾けるはずだよこのアリア
- ふ フラットは涙シャープは十字架だ
- ぶ ブーレーをいつもジークの前に置き
- ぷ プレリュード置く置かないは脳の中
- こ コーヒーにはまる娘と止める親
- ご 五線紙の透かしまでもが監視され
- え エルンスト王子の曲も入れといた
- て テレマンのミドルネームを拝借し
- で 伝記書く大親友を誉めちぎる
- あ アイゼナハ五十音なら先頭に
- さ 三連符人が望んだ喜びだ
- ざ 在宅の午後粛々と無伴奏
- き 教会は井戸振り見てろと覚えよう
- ぎ ギリギリのところでフーガぶった切る
- ゆ ゆっくりの付点はフランス風序曲
- め 目覚めよと呼びだす声はEsdur
- み ミラノハレビュッケブルクにハンブルク
- し 祝日の暦で初演日がわかる
- じ 十二音すべて出てくるロ短調
- ひ 筆跡が似てくるほどの内助かな
- び ビオンディ無名時代にブランデン
- ぴ ぴったりと14になる文字使い
- も 漏れ聴いた噂にびびり相手逃げ
- せ 旋律をかぶせただけでアヴェマリア
- ぜ 贅沢な花の85年組
- す 数字見てさくさくバッソコンテヌオ
- ず ずっと聴くGOTOバッハ悪くない
お粗末。
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