判官びいき
いやはやおそらく歳のせいだろう。大げさに申せば歴史観が変わってきている。父の影響を色濃く受け継いでいる私の歴史観は強者大好きだった。いわゆる「巨人大鵬卵焼き」である。おそらくここにはベートーヴェンも入る資格がある。
アメリカ映画大好きの父の影響で「アメリカ>ドイツ」だったのが、ベートーヴェンをきっかけに逆転したことはすでに述べた。同様な例を以下に列挙する。
- 源氏と平家 もとは源氏大好きだったけど今や平家。
- 蘇我氏と物部氏 最近物部氏。
- 大海人皇子 のちの天武天皇だがいろいろ怪しい。
- 頼朝と実朝 いまや断然実朝
- 足利義政 応仁の乱の遠因とされたらしいがいろいろ尊敬すべき。
- 武士と貴族 どうして大河ドラマは武士ばかり取り上げるのだろう。
- 後鳥羽上皇 承久の変の敗者としてしか習わぬが…
- 磐井 筑紫の国造ではなく九州王朝の王なのでは?
- 今川義元 桶狭間の
敗者としてしか語られぬが… - 朝倉義景 越前一乗谷はなかなかのもんだ。
- 関ヶ原の西軍 維新の原動力たちでもある。
きりがない。
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