ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« 選抜の顔ぶれ | トップページ | ストラヴァガンツァ »

2021年2月 9日 (火)

奇跡のニ長調

ヴィヴァルディの「調和の霊感」の中、ヴァイオリン協奏曲ニ長調op3-9に対する深い興味が大学1年のときの夏合宿に起因することについては既に述べている。理由は説明できない。ただただいとおしい。全3楽章聞いても10分もかからない小曲ながら、本当に癒される。

その作品をバッハが無伴奏チェンバロ協奏曲に編曲していた事実がただうれしい。BWV972がそれだ。番号で申すなら名高いイタリア協奏曲のすぐあとに置かれているということだ。その選択が領主の意向の反映だったとしてもだ。その領主がこの作品の編曲をバッハに依頼した奇跡を喜びたい。バッハのアラサー時代の小粋な手仕事だ。

イタリア協奏曲に比べると世に出ているCDは少ない。我が家には4種CDがある。

  1. 1986 Guy Penson
  2. 1994 Cyprien Katsaris
  3. 2006 Vital Julian Frey
  4. 2008 Elisbeth Farr

このうち2番カツァリスだけがピアノで、あとはチェンバロ。なんといっても4番目のナクソスは、BWV972からBWV987がコンプリートだ。ヴィヴァルディのオリジナルと聞き比べるのも一興だ。

 

 

 

 

 

 

« 選抜の顔ぶれ | トップページ | ストラヴァガンツァ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 奇跡のニ長調:

« 選抜の顔ぶれ | トップページ | ストラヴァガンツァ »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ