ストラヴァガンツァ
ヴィヴァルディの協奏曲をバッハが「無伴奏チェンバロ協奏曲」に編曲した中に、op4からの編曲がある。BWV975ト短調、BWV980ト長調だ。12の協奏曲にによって構成されるそのop4にはタイトルがついている。
「La Stravaganza」と綴られるイタリア語で「奇妙なもの」という意味。当時の協奏曲としては斬新な作風だったことが命名理由とされている。「調和の霊感」op3と違って全て独奏ヴァイオリンのための協奏曲だ。
知名度だけで申すなら四季を含むop8には遠く及ばないのだが、渋い。バッハの編曲版と合わせて聴くとより楽しめる。
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