共同校訂者
ブラームスはフランソワ・クープランの出版にも関与していた。校訂者という位置づけなのだが、クリュザンダーとの共同作業ということになっている。クリュザンダーは、ブラームスのお友達だ。ヘンデル研究の泰斗として知られている。
ブラームスはバッハ伝の著者で友人のフィリップ・シュピッタへの書簡において、クリュザンダーのことを話題にしている。1870年2月のことだ。どちらかといえばネガティブな話題で、グチに近い。一か月後シュピッタからの返信はこれに同調する内容だ。
タイミングから見て、おそらく共同校訂の相棒に対するグチだと推測される。
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