交響曲集「四季」
お隣中国では、物事を4つに分けて分類する思想あった。四神というそうだ。
- 春、青、東、竜
- 夏、朱、南、雀
- 秋、白、西、虎
- 冬、黒、北、亀
古来こうした組み合わせが申し合わせになっていた。思い当たる熟語も多い。「青春」「白虎隊」「北原白秋」「朱雀門」などが有名である。世の中の事象を抽象化して整理する独特の思想だ。相撲の土俵上四隅の房も確かこの方式だったと思う。
さてさて4つと言えばブラームスの交響曲である。ブラームスが四神思想を考慮したなどとはいくら私でも申し上げるつもりはない。他愛のないお遊びとして4つの交響曲を無理矢理四季にあてはめてみた。単なる思いつきである。
春は第2交響曲だ。春のキャピキャピ感は2番以外ではピタリと来ない。夏は第4交響曲だ。実はこれ苦肉の策。消去法だ。秋は黙って第3交響曲だ。これ以外の選択ではブログ炎上のキッカケになりかねない。残るは第1交響曲で、これが冬だ。第4楽章で春の息吹が感じられる。先の表にこの結果を当てはめる。
- 春、青、東、竜、交響曲第2番ニ長調
- 夏、朱、南、雀、交響曲第4番ホ短調
- 秋、白、西、虎、交響曲第3番ヘ長調
- 冬、黒、北、亀、交響曲第1番ハ短調
こうすると冬を先頭に冬春夏秋で「CDEF」つまり「ドレミファ」になる。
日本の花札は12種類、各月に割り振られていて季節感がもう少し細かい。12番まであるジャンルがブラームスにあったら、トライしてたかもしれない。
どなた様か存じ上げませんが、おバカな記事に、あたたかなコメントありがとうございます。3番秋は鉄板ですね。
投稿: 実朝の弟子 | 2021年4月11日 (日) 14時29分
個人的には1,2,3,4の順にそのまま春夏秋冬のイメージです
2が夏というのは日本人的には違和感がありますが
緯度の高いドイツ・オーストリアの夏は
あれくらい爽やかなのかなあと勝手に想像しています
1は最後に芽吹く春こそが主題なのだと解釈して。
投稿: | 2021年4月11日 (日) 12時37分