BWV1057
「2本のリコーダーとチェンバロのための協奏曲ト長調」だ。1052番以降、チェンバロ協奏曲が続く一角を構成する。バッハが自作をチェンバロ独奏とする協奏曲に編曲している。原曲の独奏楽器が何だったのかわからなくなっている作品も多い中、このBWV1057は原曲が明らかだ。
ブランデンブルク協奏曲第4番BWV1049が原曲だ。オリジナルの独奏楽器は「2本のリコーダーとヴァイオリン」である。う~んと平たく申せばヴァイオリンをチェンバロに差し替えたということになる。
ブランデンブルク協奏曲の4番を収録したCDは綺羅星のごとく存在するがこちらBWV1057は希少価値がある。ヴァイオリンのパッセージをチェンバロ独奏に転写した様子がよくわかる。
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