ブクステフーデのピカルディ
バッハのオルガン自由曲についてピカルディ終止の採用状況を考察したのだから、それをブクステフーデに展開する。
BuxWV136からBuxWV176まで、42曲のうち、断片のBuxWV154とフリギア調を採用するBuxWV152を除外し、長調の作品22曲を控除した18曲の短調作品が母数となる。
ああ。
おどろくべき結果となった。
ブクステフーデの短調のオルガン自由曲は全てピカルディ終止を採用していた。わずかながら短調のまま終わる作品もあったバッハと違い、一つの例外もなくピカルディ終止だった。
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