多分邪道
ブログ管理人の中には、毎日更新を目標に掲げて粛々と実行している人も少なくないと聞く。私もその一人なのだが、「毎日更新」の実態については少し注意も要る。
日々書き下ろした記事をキッチリと毎日更新に繋げている人と、事前に記事をストックしている人に分かれる。私は断然後者。もはやどっぷりと後者だ。ブログ「ブラームスの辞書」のゴールは生誕200年の2033年5月7日だから、全部で10252本の記事が必要になる。それをさっさと備蓄してしまいたいと考えている。脳味噌の働きもさることながら、自分の健康を信用していないということだ。毎日書き下ろして記事にするのが理想なのだが、その理想の追求よりは継続の安全性を採る。そのための方便が記事の備蓄だ。邪道はもとより承知の上。
さて、たとえば毎日更新が100日続いたとしよう。それをもって「この調子で行けば10000は何とかなるでしょう」と申し上げたら、おそらく失笑のタネだ。これが仮に1000本だとしても扱いは変わるまい。ところが5865本とでもなれば「ひょっとしてこいつなら10000本に届くかも」くらいの光明が見えてきそうだ。
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