歌は希望
ブラームス歌曲ベスト24選定のためにと我が家のブラームス歌曲のCDを聴きまくった。それが記事備蓄の減少に歯止めをかけたと喜んだ。もう一つ歌曲ならではの喜びがある。歌曲作品は高い確率で歌い手が判るのだ。聴いただけで歌手を当てることが出来る。器楽や指揮者ではそうはいかない。CDのジャケットに書いてある演奏家を読んで、その先入観が感想に与える影響が小さくないと見る。ヴァイオリンは、シェリング、アッカルド、ビオンディを大好きと繰り返してきたが、100%演奏を聴き分けられるかと真顔で問われると分が悪い。ピアニストもだ。聞き分けられもしないのに好きも嫌いもないのだが、歌手の場合その後ろめたさはかなり減じられる。
少なくとも男性か女性かは100%わかる。器楽ではありえなかったことだ。訓練を積めば演奏者もわかる。大好きな演奏家ならかなりの確率となるから、ブログで歌曲ネタを振り回して記事数を稼ぐには好都合だ。
歌には希望が持てる。
« ピアニシモの魔術師 | トップページ | プラシーボ »
« ピアニシモの魔術師 | トップページ | プラシーボ »
コメント