子守歌のルーツ
「ブラームスの子守歌」として世界的に名高い「作品49-4」は、ハンブルク女声合唱団のメーバーであり、ウィーン出身のベルタ・ファーバー次男出産のお祝いにと贈られた作品であることは有名だ。
ベルタはブラームスにウィーンのメロディを聴かせたことがあったらしい。アレクサンダー・バウマン作曲「思し召しのまま」というワルツだそうだ。ブラームスはこの旋律を変形してピアノ伴奏の右手に置いて作ったのが名高い「子守歌」だ。だからそのワルツ「思し召しのまま」が、子守歌のルーツということになる。
このルーツを聴いてみたいと思い探しているがなかなか見つけられない。楽譜にもCDにも出会えない。
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