最愛の座
歌曲特集開催、調性別ベストの選定、私的ベスト24の選定などの目的のため、所有する歌曲CDを片っ端から聴きなおした。選定は悩ましくも楽しい作業で12年前の自分と向き合ういい機会となった。結論から申せば最愛の歌曲の座は、12年前と変わらなかった。
オリジナルでは「Feldeinsamkeit」op86-2だ。「野のさびしさ」「野に一人いて」など邦訳に決定版が無いことは相変わらずだが、作品自体は私的ベストの座に君臨する。白井光子先生の歌唱を得てその座は盤石。12年前からこれがベストだった自分が少し自慢でさえある。
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