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2021年8月23日 (月)

マルクセンの歌曲

一昨日話題にしたマルクセンのCD の話。トラックは全部で17ある。このうち3つはピアノ独奏曲で、残りが歌曲。ほとんどが1830年頃の作曲とされている。シューベルトの没後12年で、シューマンの歌の年の12年前。つまり歌曲の創作史的にはシューベルトとシューマンを繋ぐ位置にある。

作品のタイトルを見てすぐに気づくのは下記。

  1. Das Fischermadchen
  2. Die Wetterfahne
  3. Die Post

1番は「漁師の娘」でハイネのテキスト。シューベルトの「白鳥の歌」の10番目と同じテキストだ。2番は「風見」でウィルヘルムミューラー、3番もウィルヘルムミューラーで「郵便馬車」どちらもシューベルトの歌曲集「冬の旅」収載と同じテキストだ。

ハイネの作品への付曲があるということでハイネとの文通の内容が裏付けされる。シューベルトの遺作「白鳥の歌」がハイネと共通の話題になったことも確実だ。「冬の旅」「白鳥の歌」と同テキストに作曲しているということは、シューベルト作品への高い関心を前提としなければあり得ない。

だからだ。このマルクセンから10代の多感な時期に教えを受けたブラームスの脳みそにシューベルトが刻み込まれなかったはずはない。1862年にウィーンに進出してまず、シューベルト作品の写譜に取り組んだことはむしろ必然ではあるまいか。どこのだれを訪ねよくらいの入れ知恵はあったかもしれないと妄想は膨らむ。

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