Bach好き
今時「Bach好き」などというタイトルは誤解を招きかねないが今しばらくご辛抱いただいてまずは、以下のリストをご覧いただきたい。
- 小川のほとりの若者 D30
- 小川のほとりの若者 D192
- 春の小川 D361
- 小川のほとりのダフネ D411
- 小川への感謝 D795-4
- 水車小屋と小川 D795-19
- 小川の子守歌 D795-20
これらはタイトルに「小川」が出て来る。オリジナルでは「Bach」となっている。そもそも三大歌曲集の1番目「美しき水車小屋の娘」は小川抜きには語れまい。タイトルに小川が現れないにしても小川の存在が前提である。名高い「ます」D550には「Bach」の愛称形「Bachelein」が出て来るほか、頻発する「漁師」(Fischer)関連の作品のいくつかにも「Bach」が出て来る。護岸工事の施されていないのどかな清流のイメージだ。
なぜこんなことを申すかと言えば、ブラームスにはタイトルに「Bach」を含む作品は無い。だからシューベルトの「Bach」好きが際立つ。
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