作品目録
大作曲家の作品が冊子にまとめられていることがある。作曲家によっては結構な厚みになることもある。
ブラームスは先輩作曲家の作品目録をいくつか所有していた。ケッヘル番号で名高いケッヘル博士のモーツアルト作品目録、ベートーヴェンとシューベルトについては冒頭譜例付きだったらしい。他にはハイドンもあったという。スカルラッティのソナタに至っては、自ら譜例付きの作品目録を作成していた。オリジナルの作品目録だ。さすがにバッハは持っていなかったようだ。
しれっとシューベルトが入っているが、ドイチュ番号の成立はブラームスの没後なので別系統か。シューベルト協会の発起人だけあって未刊のリストを入手していたかもと思う一方、自作も十分あるなと感じる。
一つだけ自慢がある。ブラームスが持っていなくて私が持っている作品目録が一つだけある。それはブラームス自身の作品目録だ。我が家にはマッコークルがある。エッヘン。
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