連帯の歌
記事「酒宴好き 」を書きながら見つけた。オリジナルは「Bundeslied」D258という。カタカナにしてみるがいい。「ブンデスリート」だ。サッカーのドイツ国内リーグ「ブンデスリーガ」と似ている。「Bundes」には「連邦」の意味もある。テキストはゲーテだ。同じテキストにベートーヴェンも曲を付けているが、とりわけライヒャルト作曲について、ゲーテがコメントしている。「この曲は愉快な仲間が宴会にあつまるたびに喜ばしく歌われてきた」と。学生が集まりで歌った。つまり学生歌だ。
シューベルトは1815年8月19日、友人の結婚式のためにゲーテのこのテキストに曲を付けたという。集う若者を鼓舞する4拍子の明るい佳作。
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