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2021年10月17日 (日)

シュトックハウゼンのやらかし

オットーエーリヒドイチュ先生の功績はもはや語り尽くされている。ブラームスとの関係で言えば、とても大切なことがある。ブラームスは友人で大歌手のユリウス・シュトックハウゼンのために、シューベルト歌曲を管弦楽に編曲している。下記の通りだ。

  1. 馭者クロノス D369
  2. メムノン D541
  3. タルタルスの群れ D583
  4. 秘め事 D719
  5. 老人の歌 D778
  6. 夕映えの中で D799
  7. 孤独な男 D800
  8. エレンの歌2 D838

上記の内6番と7番はマッコークルの「ブラームス作品目録」に記載がないけれど、フィッシャーデュースカウ先生の「シューベルトの歌曲をたどって」の458ページに書いてある。

さて問題は、シュトックハウゼンはこれらの未出版の楽譜を携えて英国に渡り、そこで紛失(はあっ!!!)したとされている。3番「タルタルスの群れ」だけはシュトックハウゼンがレパートリーにしていなかったため携帯されずに難を逃れたという。ドイチュ先生は1936年英国ウインザー宮の図書館でこれらのうち、「馭者クロノス」「「秘め事」「メムノン」を発見して難を逃れていた「タルタルスの群れ」と合わせて出版した。フィッシャーデュースカウ先生の著書では「メムノン」のところが「ミニヨン」と記載されているがこれでは辻褄が合わない。おそらくは「メムノン」の誤記。

5番の「老人の歌」はマッコークルに載っているのでドイチュ先生ではないルートで再発見されている模様。6番「夕映えの中で」7番「孤独な男」はまだ発見されていないということだ。

紛失とは人騒がせなシュトックハウゼン先生とそれをまんまと発見するドイチュ先生。

 

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