子守歌最高峰
世の中、はたして子守歌はいくつくらいあるのだろう。何気なく使ってはいるが「子守歌」の定義は相当厄介だ。「おかあさんがあかちゃんを寝かしつけるために歌う歌」でいいのだろうか?
固いことは抜きにして、世界最高の子守歌の座をブラームスと争っているのがシューベルトさんだと真面目に思う。
- シューベルト D498 ト長調 4分の4拍子 1816年
- ブラームス op49-4 変ホ長調 4分の3拍子 1868年
成立はおよそ50年差。ブラームスはシューベルトの子守歌を知っていた。張り合う意識があったかは不明だが、恐らくその辺には無頓着。ハンブルク時代の友人ベルタファーバーの出産祝いとして作曲された。最も有名なブラームスの歌曲に違いあるまい。オルゴールにもなっているから歌抜きでも親しまれている。
私はブラームスに1票。
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