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2021年11月15日 (月)

墓地の調

フィッシャーディースカウ先生の「シューベルトの歌曲をたどって」という書物は本当に素晴らしいのだが、ときどき何の前触れもなく、すごいことをサラリと断言するから油断できない。本日もその系統の話だ。

「ある兵士に寄せる挽歌」D454の解説の中に現れる。先生のシューベルト全集の収録から漏れているこの作品に対して「一般に墓地を意味するハ短調を採用していること以外大した意味を持っていない」と珍しく無残な表現になっている。ところが前段の「一般に墓地を意味するハ短調」とはこれいかにだ。いやもう初耳だ。運命交響曲などベートーヴェンを象徴する調だとは思っていたが、墓地の調なのか。西洋の音楽において個々の調性が特定のイメージと結び付けられていることは承知していたが、「ハ短調が墓地」だとは自覚がなかった。

根拠には言及がない。もっと知りたい。

ブラームスの「4つの厳粛な歌」の中にハ短調の作品がなくがっかりしたが、op105-4がハ短調だった。「Auf dem Kirchhofe」(墓地にて)というタイトルを見て腰が抜けた。ブラームスは墓地を扱うテキストに曲を付けるとき、ハ短調を採用していた。

私の知らぬ常識や必然がいくつか横たわっていそうだ。

 

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