群盗
ドイツの文豪シラーの戯曲。初期疾風怒濤時代の代表作というより、戯曲第1作だ。1781年の発表当時、若者から熱烈に支持された。
ブラームスの少年時代の話だ。小遣いをほとんど書籍につぎ込んだという。ヒマさえあれば読書ばかりしていた。手当たり次第に本を読むというチョイスに変化が生じるきっかけになったのが「群盗」だという。感動したブラームスは、その後シラーの作品を選んで読むようになったと回想する。
ブラームスが歌曲のテキストにシラーを選んでいないのは意外だ。
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