毎度毎度の大疑問
このところずっと話題にしてきた男声女声について、素朴な疑問がある。
混声四部合唱といえば、ソプラノ、アルト、テノール、バスで構成される。この指定は作曲家の関与が濃厚だ。重唱にしても事情は同じである。
翻って独唱はどうか?
ソプラノ用歌曲は存在するのだろうか?高声用や低声用という表示を見かけたことはあるけれど、それらがただちに「ソプラノ用」「バス用」を意図するのか自信がない。歌い手、弾き手各一名という指定だけで、声種指定は無しと見受ける。
そのかわり、声の都合による転調が独唱歌曲にだけ認められているように思えて仕方がない。
« 女声不在 | トップページ | リートとドイツ三大詩人 »
コメント