最愛の短調
記事「シューベルトの24曲 」でシューベルト歌曲の私的ベスト24を紹介した。短調が少ない。一般的知名度では上位に来る「魔王」「死と乙女」「糸を紡ぐグレートヒェン」「セレナーデ」が落選している。ブラームスでも短調は24曲中5曲だから大差ない。もう私の脳みその構造に由来するとしか説明できない。
シューベルト歌曲の私的ベスト24の中に入選した短調作品は以下の通り。
- 月に寄す D193
- こびと D771
- 水の上で歌う D774
- ノルマンの歌 D846
これがいわばノミネート。シューベルト歌曲の短調私的ベストはこの中から決まるはずだ。非常に悩む。僅差で「水の上で歌う」に決めた。。
ブラームスだと下記のノミネネート。
- 永遠の愛について op43-1
- あの娘のもとへ op48-1
- 野を渡って op86-4
- 私は顔を向けてみた op121-2
- おお死よなんと苦しいことか op121-3
これも悩む。なんとか「あの娘のもとへ」に決まった。
つまり先に紹介した「王と王子の12番歌合せ 」の中の7組目は「最愛の短調歌合せ」だったということだ。
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