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2021年12月 4日 (土)

テキストの割り付け

目の前にテキストがあるとしよう。この際作者は誰でもいい。作曲家はそれを読んでインスピレーションが湧いたとする。作品に仕上げるにあたって、独唱歌曲にするのか、合唱曲にするのか、はたまた重唱曲にするのか、どうやって決めているのだろう。独唱歌曲についてのブラームスの見解は、テキストが有節歌曲として処理できるかを重視するというものだったが、それ以前に独唱向きか合唱向きか重唱向きかについてもセットで思いついているのだろうか。

シューベルトは600近い歌曲を残す一方で、合唱曲も100曲以上ある。合唱曲と重唱曲には相互乗り入れされており重複が多いが、独唱用のテキストが合唱でも採用されているケースはほとんどない。

もちろん詩人たちは、自作が後に作曲家の目に留まり曲を付けられるなどということを想定してはいるまい。ましてや独唱用とも合唱用とも位置付けてはいない。その区別は作曲家の仕事だ。つくづく興味深い。

 

 

 

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