室内楽楽章別ベスト10
ブラームスの室内楽は24曲ある。それらは91の楽章で構成される。4楽章制19曲、3楽章制5曲である。(4*19)+(3*5)=91だ。本日はその91楽章から私的ベスト10を選ぶというお遊び。24作品から10作のチョイスよりも話が深まる。作品として上位10作にランクインしない曲の中にも魅力的な楽章があることも少なくない。
- 弦楽六重奏曲第1番op18の第1楽章 変ロ長調
- 弦楽六重奏曲第1番op18の第2楽章 ニ短調
- ピアノ四重奏曲第1番op25の第3楽章 変ホ長調
- ピアノ五重奏曲op34の第3楽章 ハ短調
- ピアノ四重奏曲第3番op60の第3楽章 ホ長調
- 弦楽四重奏曲第3番op67の第3楽章 ニ短調
- ヴァイオリンソナタ第1番op78の第1楽章 ト長調
- ヴァイオリンソナタ第2番op100の第3楽章 イ長調
- クラリネット五重奏曲op115の第2楽章 ロ長調
- ヴィオラソナタ第2番op120-2の第2楽章 変ロ短調
上記は作品番号順の配列であり、そのままランキングではない。10曲選ぶ楽しさよりもいくつか切らざるを得ないつらさが身に染みた。
楽章別でこのありさまだから旋律別にしたらもっとカオスに違いない。対旋律の扱いとか課題も多い。
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