待望のシャコンヌ
あっと驚く発見。大好きなヴァイオリニスト、ファビオ・ビオンディさんのバッハだ。
チェンバロ付きのソナタやコンチェルトは既に出ていたが、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータは、出ていなかった。コロナで様々な予定がキャンセルになった結果、レコーディングに時間をとれるようになって、発売にこぎつけたらしい。
それはつまりビオンディさんの「シャコンヌ」が聴けるということだ。矢も楯もたまらず即買いしてさっそく聞いた。そりゃあ私はシャコンヌに関してはシェリング世代だから、ビオンディ節をやけに期待して聴いたのだが、普通だった。いやいや四季の衝撃を期待していたらそれほどではなかったとでもいうべきか。我が家の楽譜にない音をアドリブっぽく弾いている。恐れ多くもバッハを振り回す感じ。
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