Wahlwiener
よそからやってきてウィーンに住みついてしまった人のこと。ベートーヴェンもブラームスもモーツアルトもそうだ。ヴェネチア生まれでウィーンに没したヴィヴァルディも仲間に入れてもいいかもしれない。音楽の都ウイーンには、ことさら音楽家を引き寄せる魅力があったものと思われる。
この言葉にはいわゆる「よそ者」のニュアンスはなく、快くウィーンに迎え入れたかのような温かみがある。帝都ハプスブルクの1000年の重みだ。
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