弱気
春休み恒例のアクセス減のまっ只中にいる。通算アクセス数120万を超えたという今になっても、弱気になる。
ブログ「ブラームスの辞書」は、2005年5月30日の開設以来一日も記事の更新が途切れることもなく、のらりくらりと6000本少々の記事を積み上げて来た。「読まれないで当たり前、読まれれば儲け物」という言葉を支えにしてきた。記事を読んだ読者がどう感じているかについては、解らぬ点が多い。記事へのコメントも一部の読者から頂戴出来るが、コメントを発しない読者の方が数としては多い。
アクセスが伸び続けることは「暗黙の支持」だと考えて「どう読まれているのだろう」という問いを敢えて封印してきた。「つまらぬ」と思えばアクセスしてくれないはずだ。立ち上げ当初に比べれば夢のようなアクセス状況である。アクセス数の増加は無言の励みであった。物言わぬ訪問者のメッセージだと確信している。その証拠に毎年この時期恒例のアクセスダウンは正直なところ寂しいのだ。GWが過ぎてもアクセスの勢いが回復しないのではないかという不安はこの先何年たっても消滅しないだろう。
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