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2022年3月 6日 (日)

影譜

弦楽器初心者にとっては、音を出すこと以外にも、いろいろ課題が多い。長い休みもその一つだ。つまりは休符が数えられないのだ。オケの曲では大抵弾きっぱなしだから音が無い小節を数えることに慣れていない。仮に数えていても、本当に合っているのか半信半疑である。こうした不安な気持ちは次なる出番における音質に現れてしまう。

大学入学後に始めたヴィオラでのデビュー演奏会でブラームスの第2交響曲を弾いた。第1楽章の最初の出番はこの長い休符の後にやってくるのだ。16小節間丸々休んで、第17小節の3拍目から「p dolce」の伸ばしだ。音楽的に明確な段落の区切りとは関係がないから、慣れるまでは厄介だ。

あるいは、弦楽六重奏曲第1番の第1楽章のセカンドヴィオラも、最初の出番までに同じような長い休符がある。こちらは22小節休む。

長い休みの間のこの手の不安に対処するため、他のパートの音が小さな音符で記載されていることがある。この小さな音符のことを「影譜」という。知らずにこれを弾いてしまったという初心者の笑えぬ話もある。長い休みの後の入りを間違えないための措置だから、影譜に現れるのはよく聞こえるパートということになる。仮にそれがクラリネットなどの移調楽器だとしても、影譜になるときは実音の記譜になるようだ。

パート譜にだけ現れる影譜には作曲者の意図は反映していないと思われる。「ブラームスの辞書」では集計の対象にしていないが、無視し得ぬ作法もありそうだ。

気になりだすと落ちつかない。

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