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2022年4月13日 (水)

昔の楽譜

演奏会で使った楽譜は捨てられないものである。晴れの舞台での演奏に備えて一定期間寝食を共にした楽譜は、演奏会が終わったからと言っておいそれと捨てられるものではない。だから我が家にはかなりの数の楽譜がある。捨てられないのはブラームス以外の作曲家の楽譜であっても同様である。

さて大学4年間8回の定期演奏会でブラームスを演奏したのは下記の通りだ。

  1. 交響曲第2番 1年冬メイン
  2. ハンガリア舞曲第4番 1年冬アンコール
  3. 大学祝典序曲 2年夏
  4. 交響曲第1番 3年夏

「3年夏」などというと何だか甲子園みたいだ。

そうした楽譜の希少価値を高めているのが無数の書き込みである。パートリーダーの言ったこと、トレーナーの言ったこと、指揮者の言ったことが、いろいろな筆跡で書かれている。自分の筆跡だけでもない。その当日プルトを共にしたパートナーの筆跡であることも少なくない。書き込みの内容は年次によって変わって来ている。

大学オケデビュウの曲だった交響曲第2番の楽譜は指番号だらけだ。ポジション移動の場所には縦線が必ず入れてある。ボウイングのアップダウンに加えて「音程注意!」「指揮者見よ」「踏めくり早く」「急ぐな」「遅れるな」などが中には「気合いを入れろ」というのもあって微笑ましい。何しろ真剣であった。それが3年夏の第1交響曲になると、書き込みの量自体は減る。ボウイングのアップダウンが主体だ。書かんでも分ることが増えたということだ。掛け合いの相手のパート名だとか、「オーボエ聞け」とか他のパートとのかねあいの書き込みも多くなる。1年の頃は周りの音なんぞ聴いちゃいなかったということかもしれない。

 

 

 

 

 

 

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