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2022年5月31日 (火)

パルティータの初期稿

バッハのクラヴィーア作品パルティータ6曲のうちイ短調BWV827とホ短調BWV830には、「アンナマグダレーナバッハの音楽帖」の中に初期稿が存在する。

まずはイ短調BWV827だ。

<BWV827>

  1. Fantsia
  2. Allemande
  3. Corrente
  4. Sarabanda
  5. Burleska
  6. Scherzo
  7. Gigue

<初期稿>

  1. Preludo
  2. Allemande
  3. Corrente
  4. Sarabanda
  5. Menuetto
  6. Gigue

第一曲がファンタジアに差し替えられ、スケルツォやブルレスケが付加されている。しかしながら「アルンマンデ」「クーラント」「サラバンド」がこの順に連続し、かつ「ジーク」がフィナーレに来るという「フローベルガーの定義」はどちらも満たしている。

次にホ短調BWV830。

<BWV830>

  1. Toccata
  2. Allemande
  3. Corrente
  4. Air
  5. Sarabanda
  6. Tempo di Gavotta
  7. Gigue

<初期稿>

  1. Prelude
  2. Allemande
  3. Corrente
  4. Sarabande
  5. Tempo di Gavotta
  6. Gigue

初期稿になかった「Air」が「コレンテ」と「サラバンド」の間に挿入されたものだから、「フローベルガーの定義」から逸脱してしまっている。本ブログでの統計はBWV830を逸脱扱いでカウントしているけれど、元々は定義を遵守していたということだ。

 

 

 

 

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