令和の大整理竣工
長女の巣立ちをきっかけに取り組んできた大模様替えがこのほど完成した。巣立った長女はもちろんみんなが気分一新となった。日本史で申せば明治維新や太平洋戦争にも匹敵する我が家史の一大事である。母も私も口にはしないが暗黙でわかっている。だから母は空前の廃棄を決意した。亡き父や妻へのけじめ。延々25年つづいた母親代わりの終焉だ。やっと母に老後が訪れる。この際元気で老後を満喫してもらうための準備が終わったと位置付けるべきだ。
現在の家に引っ越してきて25年。模様替えがなかったわけではない。2004年、2014年、2019年には比較的大きなアクションがあったけれど、今回のはより徹底的。一番の違いは、家財の処分量だ。前回まではなんのかんので捨てられない物が多かった。今回は熟考して捨てた。その分、収納スペースはもちろん、居住スペースも格段に機能アップした。
きれいな居住環境でこそ気持ちのいい老後がある。母には老後が無かった父の分まで満喫してもらわねば。
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