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2022年7月10日 (日)

懺悔のリスト

まずは黙って以下のリストをご覧いただく。

  1. op3-04
  2. op3-07
  3. op3-11
  4. op4-03
  5. op4-11
  6. op4-12
  7. op8-09
  8. op8-10
  9. op9-10

作品の主は全部ヴィヴァルディだ。これらは作品番号を持ったヴァイオリン独奏を伴う協奏曲のうち、第一楽章が3拍子になっているケースだ。6番目だけが8分の3拍子で、残りがは全て4分の3拍子である。

ブログ「ブラームスの辞書」では、かつてブラームス唯一のヴァイオリン協奏曲の第一楽章が3拍子であることを指して、それがとても珍らしいという主張をしてきた。恥ずかしい限りである。古典派以降のコンチェルトや、バッハを観察している限りそんな感触だ。「四季」にだって3拍子はない。

バロック特集の準備としてヴィヴァルディに触れてすぐにこれに気付いて愕然とした次第である。ヴィヴァルディにとってヴァイオリン協奏曲の第一楽章が3拍子になることは、多いとは言えないが、珍しくもないことだ。

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