Cuculus canorus
「カッコウ」の学名だ。学名そのものがオスの鳴き声に由来しているということだ。古来音楽作品上で描写の対象になってきた。学名の後段「canorus」は「響く」「音楽的」の意味だというのもうなずける。もしかして「カノン」と語源は同じかとも。
田園交響曲第二楽章が名高いほかバロックにも下記の実例がすぐに目に付く
- ヴィヴァルディ 夏の第一楽章
- ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲イ長調RV335
- シュメルツァー
- ビーバー Sonata representativa No3
日本ではさびれた様子の描写「閑古鳥」として定着しているから、どうにも音楽的とはみなされていない。
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