op-RV対照表
ヴィヴァルディの作品整理のために考案されたリオム番号「RV」という体系は、それなりの根拠をもった整合性に貫かれているのだが、慣れるまでが大変だ。ブラームスの作品番号はすべてそらんじている上に、器楽曲に限れば番号を言われれば冒頭旋律を歌うくらいは朝飯前なのに比べて心細い。
嘆いてばかりもいられないので、とりあえず「op」と略記される作品番号と、「RV」と略記されるリオム番号の対照表を作ってみた。
最大の収穫は作るのが楽しかったことだ。御覧の通りだ。例えば「調和の霊感」op3-9ニ長調は「RV番号なら「230」だと一目でわかる。
栄えある「RV1」はop2-6のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタだ。編成の薄い順になっているリオム番号の体系では、ヴァイオリンと通奏低音の二重奏が先頭に来る。そして調性順はハ長調からなのでハ長調ソナタop2-6が「RV1」となる。
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