3曲1組
ヴィヴァルディの「調和の霊感」op3の話をする。全12曲を行きがかり上3曲ずつ4セットととらえる。
<1セット>
- 1番 ニ長調 4つのヴァイオリンとチェロ
- 2番 ト短調 2つのヴァイオリンとチェロ
- 3番 ト長調 1つのヴァイオリン
<2セット>
- 4番 ホ短調 4つのヴァイオリン
- 5番 イ長調 2つのヴァイオリン
- 6番 イ短調 1つのヴァイオリン
<3セット>
- 7番 ヘ長調 4つのヴァイオリンとチェロ
- 8番 イ短調 2つのヴァイオリン
- 9番 ニ長調 1つのヴァイオリン
<4セット>
- 10番 ロ短調 4つのヴァイオリン
- 11番 二短調 2つのヴァイオリンとチェロ
- 12番 ホ長調 1つのヴァイオリン
気が付くこと。
- 各セットの先頭は、必ず4本のヴァイオリン。全部違う調。
- 同じく2番目は2本のヴァイオリン。全部違う調。
- 3番目はヴァイオリン一本。全部違う調。
- 同一セット内で同じ調性はない。
- 同一セット内には長短が必ず含まれる。
- 合計すると長短6曲ずつ。
- 4セットすべて独奏楽器の組み合わせが違う。
とても偶然とは思えない。
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