整数のイメージ
一桁の整数9種類、ゼロを入れれば10種については、日常と結びついたイメージが浮かびやすい。人それぞれだろうが、10種の数字へのイメージを簡単に想起できる。
これが10を超えてもある程度は可能だ。貢献しているのはスポーツの背番号だ。サッカーでも野球でも番号にはイメージがつきまとう。とりわけアメリカンフットボールはポジションによって番号が割り振られるから、99番まで万遍なくイメージが設定できる。
ところが100を超えて3桁になると、背番号では行き詰まる。
そこで音楽だ。作品目録番号は悠々と3桁目に達する。ブラームスの作品番号は122が最大値だから背番号と変わらぬが、モーツアルトのケッヘル番号、バッハのBWV、ヴィヴァルディのRVなど3桁でもカバーできる。
1004は「シャコンヌ」だし、「626」はレクイエム、「269,315.293,297」はどこかIPアドレスではなく「春夏秋冬」だ。
テレマンの発番体系は特殊なので整数のイメージには直結しないのが惜しい。もし可能なら4ケタまで一部カバーできるからだ。
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