マリア被昇天の日
聖母マリア様が天に召されたとされる日。8月15日だから日本ではお盆の民族大移動と重なる。
聖母信仰の代表的な祝日だから、プロテスタントのバッハには縁遠い。カトリックの司祭だったヴィヴァルディには痕跡がある。
ヴァイオリン協奏曲ハ長調」RV581は、そのものズバリ「聖母マリア被昇天の祝日のために」と題されている。「四季」と大きく違うのはイメージだ。「四季」は曲を聴いて実際の季節のイメージとのシンクロを楽しめるが、「聖母マリアの被昇天」について具体的なイメージがないからシンクロが起きにくい。
教会での演奏に配慮して、2つの弦楽合奏による編成になっている。
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